1部残留に向けて重要な一戦

　ドイツ1部ボーフムがクラブ公式インスタグラムを公開。今節のリーグ戦に向けた練習の一コマを公開したなか、勝利の鍵を握ると見られる日本代表FWのはつらつとした姿に注目が集まっている。

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　ボーフムは現地時間5月12日、ブンデスリーガ第33節でホームに王者レバークーゼンを迎える。今節ではすでに、2部との入れ替えプレーオフ圏内に位置するウニオン・ベルリンが敗戦。勝ち点1以上を挙げれば1試合を残し勝ち点差が4となり、ボーフムの1部残留が確定する。本拠地のファンの前で歓喜の瞬間を迎えられるか期待が懸かる。

　そして、この1戦では1部残留だけでなく、ボーフムが公式戦の無敗記録が続く好調レバークーゼンを止められるかも見どころ。そんななか、クラブ公式インスタグラムは5月11日、1本の動画を公開した。

　収められていたのは、日本代表FW浅野拓磨が同僚DFダニーロ・ソアレスとリフティングを行う姿だった。浅野は筋肉系のトラブルで前節（アウェー／4-3）を欠場。レバークーゼンの出場が危ぶまれていたなか、先日に練習復帰していた。ただ、今回の動画では明るい表情で軽快な動きを見せており、状態は良さそうだ。

　動画が公開されると、コメント欄には「完全復活」「日本人が魔法をかける」といった声が寄せられた。公式戦49試合無敗で欧州記録を樹立したレバークーゼンにとって、最後に土を付けられたのが昨季ブンデスリーガ最終節でのボーフム戦。そして、この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せたのが浅野だった。勝負強さを発揮しレバークーゼンを止める、“浅野伝説”が刻まれるか目が離せない。