トッテナム監督、リーグ4位以内を「諦めた」との指摘を否定「責任を放棄したことになる」

トッテナムのポステコグルー監督【写真:ロイター】
トッテナムのポステコグルー監督【写真:ロイター】

ポステコグルー監督はリーグ4位以内を諦めたという声を否定

 イングランド1部トッテナムのキャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミンについて、その重要性をアンジェ・ポステコグルー監督が言及した。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。

 今シーズン、イングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)が去ったクラブで、チームのキャプテンを務め、得点源となったのがソン・フンミンだった。かつてトッテナムを率いたジョゼ・モウリーニョ監督は「世界中のどのチームでもプレーできる」と絶賛したが、ポステコグルー監督はトッテナムに留めておきたい考えを明確にした。

 今シーズン、プレミアリーグで32試合に出場して17得点9アシストを記録しているソン・フンミンとトッテナムの契約は、あと1年とクラブが行使できるもう1年の延長オプションがあるという。ポステコグルー監督は、来季も彼を中心に据える考えのようだ。

「それは少し飛躍した話になるね。ソニー(ソン・フンミン)の未来がどうなるか、我々とともにあるかと予想するのはね。だが、彼は我々の未来の一部であるだろう」と言い、今シーズンのトップ4入りを諦めて、来季以降のチーム作りを意識しているのかという質問には、「『諦める』というのは、ひどい言葉だ。どういうことだ? 私はここに12時にきて、カフェラテを飲み、家に帰って選手たちに勝手に練習するように言うということか? 私は何も諦めていない。歯を食いしばり、爪を立てて、毎日、このクラブを最大限に良くするために戦っている。それが私の責任だからね」と、明確に否定した。

「どんな状況になろうとも、私は諦めない。負け続けたとしてもだ。それは自分の責任を放棄することになる。私たちはいい形でシーズンを終えたい。私は4位以内に入りたくないと言ったことはない。私が言ったのは、4位以内に入っても、それが来季目指すチームになるということではないということだ。私は諦めないし、この立場で100%を尽くして戦わない人がいるとしたら驚きだ。そんなことをすれば必ず失敗するからね」

 ポステコグルー監督は、今夏の移籍市場でどのような選手をチームに加え、どんなチームを組み立てていくだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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