FC東京、守護神が今季2度目の一発退場で数的劣勢 VARチェックでも判定覆らず
波多野が細谷を倒して退場
FC東京は5月11日、J1リーグ第13節で柏レイソルと対戦。前半を3-1で折り返したが、前半終了間際にGK波多野豪が今シーズン2度目となる一発退場となり、数的不利での戦いを強いられることになった。
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先制点を許したFC東京だったが、MF仲川輝人、FWディエゴ・オリヴェイラ、MF松木玖生と、個の力のあるタレントがゴールを決めて試合をひっくり返した。そうして迎えた前半アディショナルタイム、最終ラインでボールを持ったDF森重真人がFW細谷真大にプレスをかけられてボールを奪われてしまう。
細谷がゴールに向かおうとしたところに、GK波多野が飛び出してスライディングタックルで細谷を倒す。中村太主審は、レッドカードを提示して波多野に退場を促す。第5節の川崎戦(0-3)でも一発退場となっていた波多野は、判定に不満そうな表情を見せながらも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックでも判定が覆らなかったことからロッカーへ退いた。
FC東京は、この試合のチーム1点目を決めた仲川をベンチに下げ、リーグ戦は今シーズン初出場となるGK児玉剛を投入した。川崎戦では波多野が退場して10人になったあと、2失点を喫したFC東京だが、その時の経験を生かしてこの試合では勝ち点を掴むことができるだろうか。
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