遠藤航は再び評価を覆せるか? 新監督就任で“将来”を英指摘「出場時間は限定的なものに」
フェイエノールトのアルネ・スロット監督が来季就任すると言われている
イングランド1部リバプールは今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任することが決まり、オランダ1部フェイエノールトのアルネ・スロット監督の招聘が濃厚となっている。その場合、クロップ監督の下で不動のレギュラーとなっていた日本代表MF遠藤航の将来が危ぶまれていると現地メディアは報じた。
遠藤はここまでプレミアリーグでの27試合を含め、公式戦41試合に出場。特に昨年12月以降はスタメンに定着していた。30歳になってから初のプレミアリーグ挑戦となったが、豊富な経験に裏打ちされた安定感抜群のプレーで信頼を勝ち取った。
そうしたなかで、英メディア「GIVE ME SPORT」は「遠藤の来季の出場時間は限定的なものになるだろう」と伝えた。スロット監督の就任とともにフェイエノールトからオランダ代表MFマッツ・ウィーファーの加入が噂されるなど、リバプールは新体制に向けて新たな6番獲得の動きを進めると見られ、遠藤のライバルが増える可能性があるためだ。
とはいえ、昨夏の加入当初も遠藤はMFモイセス・カイセドやMFロメオ・ラビア(ともにチェルシー)らを逃した後の緊急補強に過ぎないと獲得を疑問視する声があったなかで、そうした評価を見事に覆してみせた。31歳という年齢に対しても「長期的なターゲットではない」とも言われる遠藤だが、新監督の下でも活躍することを期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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