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不安障害の可能性も浮上した柴崎に注がれる視線 テネリフェ現地メディアの報道が過熱
各メディアが柴崎の動向を連日報道と、地元ラジオ局が伝える
スペイン2部テネリフェに1月末に加入したMF柴崎岳は、自身初の海外移籍を果たしたものの、新天地で始動した直後に環境面でのギャップに苦しみ、心身ともに疲弊した状況にあると報じられている。
適応に苦しむ日本人MFについて、地元ラジオ局「ラジオ・マルカ・テネリフェ」は柴崎についての報道が日に日にヒートアップしていることを伝えている。
「シバサキはこの島のスポーツメディアの注目を一身に集めている」とのタイトルで報じた記事では、柴崎の状況についてはクラブ公式サイトだけでなく、「デポルプレス」「ラ・オピニオン」「ダイアリオ・デ・アヴィソス」「エル・ディア」といったメディアがこぞって取り上げていると現状を伝えている。
日本人で初めてテネリフェの一員となった加入時とは、明らかに違った角度から柴崎を報じようとしている。注目度の高さが別の方向に向きつつあり、「不安障害」と指摘された状態から回復途上にある柴崎にとっては、新たなストレスの要因になってしまう可能性は高い。日本サッカー協会の津村尚樹氏、担当の代理人が会合の機会を設けるなど、クラブは全面的なバックアップを試みているが、過熱する報道のなかで柴崎はコンディションを持ち直すことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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