アーセナル冨安が「怪我と決別」 負傷の懸念“一掃”?…英見解「ガナーズは管理している」
負傷から復帰し、リーグ戦で3試合連続スタメン出場中
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はリーグ戦で3試合連続スタメン出場と、優勝争いが続く終盤戦で定位置を確保している。英地元メディアは「トミヤスは怪我の地獄と決別しようとしている」と冨安について特集していた。
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2021年にアーセナルに移籍した冨安は左右のサイドバックで活躍してきたが、怪我に長く苦しめられており、過去2シーズンも終盤戦に長期離脱を強いられた。昨季、アーセナルは最終盤の失速で優勝を逃したが、それにはフランス代表DFウィリアム・サリバと冨安の負傷が大きな影響を与えたという声もあった。
今季もふくらはぎの負傷により、昨年12月から今年3月にかけては多くの試合で欠場を余儀なくされた。しかし、4月に戦列に復帰すると、直近のリーグ戦では3試合連続で左サイドバックとしてスタメン出場。DFオレクサンドル・ジンチェンコやDFヤクブ・キビオルなどライバルが多いなかでも、ミケル・アルテタ監督から信頼を置かれている。
英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は「タイトル争いのなかで、トミヤスは怪我の地獄と決別しようとしている」とレポート。怪我の再発を防ぐためにも「ガナーズはこのDFの仕事量を慎重に管理している」という。
アーセナルの番記者であるチャールズ・ワッツ氏によれば、冨安は現地時間5月7日のチーム練習に姿を見せなかったが、これは負傷が理由ではなく、室内トレーニングでの調整を行っていたためだと明らかにされている。今週末のマンチェスター・ユナイテッド戦への出場への影響は心配されていない。
今季のリーグ戦は残り2試合。1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとの勝ち点差が1ポイントという厳しい争いのなかで、負傷を乗り越えて活躍する冨安の姿に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)