久保建英に「新たな問題」 筋肉トラブル判明もバルサ戦“万全”を現地強調「準備ができている」
ラス・パルマス戦は終盤から途中出場
スペイン1部レアル・ソシエダは、5月4日に行われたラ・リーガ第34節でラス・パルマスを2-0で下し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を挙げた。日本代表MF久保建英は後半44分から途中出場と短いプレー時間に終わった。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、久保が筋肉系のトラブルに悩まされていたため、終盤の出場にとどまったことを伝えた。
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久保がベンチスタートとなった一戦は、ソシエダが前半33分に相手のオウンゴールで先制。同アディショナルタイムにはスペイン代表MFブライス・メンデスのパスから右サイドで先発出場したスリナム代表FWシェラルド・ベッカーが追加点を決めた。
試合は0-0で推移したなか、久保は後半44分から途中出場。積極的にボールを受け、同アディショナルタイムには右サイドからドリブルを仕掛けて相手DFセルジ・カルドナに敵陣ペナルティーエリア手前右付近で倒されるもノーファウル判定。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認の末、PKはなく、そのままタイムアップとなった。
同紙は「新たな筋肉の問題で完全に回復していなかった。しかし、この日本人選手は月曜日のバルセロナ戦で再び全レパートリーを披露する準備ができている。それに彼は偉大な選手たちの前で成長している」と、大腿四頭筋の筋肉系トラブルによって大事をとったことを明かした。数分のプレーだったものの「彼は多くのプレーに参加し、危険な状況を作り出した。イマノル監督が彼を先発メンバーに入れなかったのは日本人選手の不安が一因だった可能性が高い」と指摘した。
久保は1、2月のアジアカップ後、座骨、背中、大腿四頭筋などさまざまな負傷に悩まされている。残り4試合となったラ・リーガで有終の美を飾れるのか、コンディションにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)