4年間の出場停止処分中に俳優デビュー? ポグバの“新職”に英注目「衝撃的なキャリアチェンジ」

ポール・ポグバは昨年9月より4年間の出場停止処分【写真:Getty Images】
ポール・ポグバは昨年9月より4年間の出場停止処分【写真:Getty Images】

昨年9月より4年間の出場停止処分

 フランス代表MFポール・ポグバは現在、ドーピング違反で4年間の出場停止処分を受けている。所属するイタリア1部ユベントスでの将来も危ぶまれるなか、英ラジオ局「talkSPORT」によると、ポグバが母国の映画に出演して俳優デビューするという。

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 2022年にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドから古巣ユベントスへと戻ったポグバ。23年8月のセリエA開幕節ウディネーゼ戦後のテストステロン検査で陽性反応を示し、同年9月の出場以降プレーせず。イタリアの国内反ドーピング検察局からの制裁により、4年間の出場停止処分を受けた。

 ポグバ本人は「その判決は間違っていると信じています。私がプロ選手としてのキャリアの中で築いてきたすべてが奪われてしまい、悲しく、ショックを受け、心が張り裂けています。法的規制から解放されれば全容が明らかになるでしょうが、私はアンチ・ドーピング規制に違反するサプリメントを故意に摂取したことはありません」と処分内容を否定し、控訴する予定だとしている。

 選手活動から離れて7か月。「talkSPORT」は「処分が続く一方で、31歳のポグバはサッカー界を飛び出し、俳優業に挑戦」と、母国の映画「4 Zéros」の撮影にポグバが参加していたことが伝えた。

 フランス紙「ル・パリジャン」の情報を基に、その映画でポグバが「ユースチームのコーチ役を演じている」と報道。また撮影の中でポグバは子供たちと写真を撮る時間を作るなど、「その自然さと素朴さでみんなを驚かせた」と様子を目撃者が語っているという。英紙「ザ・サン」も「衝撃的なキャリアチェンジ」と伝えている。

 処分が覆されることがなければ、2027年までポグバはプレーすることができない。そのころにはフランス代表MFも34歳を迎えるため、「将来が危ぶまれている」と「talkSPORT」は指摘する。今後のキャリアを一変させた出来事だったが、ポグバの判決が変わることはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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