本田にハル・シティから“エアオファー”? ミラン番記者が噂を疑問視「本当にあったか分からない」

2クラブからオファー報道も、現地記者は「来季に向けてでは」といぶかしむ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は13日の敵地ラツィオ戦で8試合連続出番なしに終わった。6月に契約満了となる背番号10は、今季ヴォンチェンツォ・モンテッラ監督の構想外状態となっているなか、1月31日の移籍市場最終日にプレミアリーグのハル・シティやセリエAのラツィオからオファーが届いたとイタリアメディアは報じていた。戦力外状態の本田残留という決断に疑問の声が上がっていたが、実際には正式オファーがなかったのではというエアオファー疑惑も浮上している。

 今季限りで退団が濃厚視されている本田には、移籍市場閉幕の土壇場でプレミアリーグ初上陸の機運が高まった。プレミアリーグ降格圏の18位に低迷するハル・シティには、インテルDFアンドレア・ラノッキアも今冬に移籍し、逆転残留への死闘を繰り広げている。そして、ミランが1-1ドローに終わったラツィオも本田獲得に乗り出していたという情報も飛び交った。

 ミランの番記者を務める地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、本田へのオファーの実在をいぶかしんでいた。

「本田にハル・シティとラツィオからオファーがあったのか? 本当にオファーがあったかは分からない。来季に向けてではないのか」

 

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