11年ぶりCL決勝進出「信じられないストーリー」 クロップ政権以来の決勝へ地元驚嘆

ドルトムントがCL決勝進出【写真:ロイター】
ドルトムントがCL決勝進出【写真:ロイター】

2012-13シーズン以来の決勝の舞台へ

 ドイツ1部ドルトムントは現地時間5月7日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2戦でフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)を1-0で撃破。2戦合計スコア2-0で勝利し、2012-13シーズン以来11年ぶりに決勝へと駒を進めた。現地メディアは「信じられないストーリー」とクラブの大躍進を伝えている。

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 ドルトムントはホームでの第1戦で1-0の勝利を収め、アドバンテージを持って敵地での第2戦を迎えた。引き分け以上で勝ち抜けが決まるなか、後半5分に35歳のDFマッツ・フンメルスがコーナーキックからヘディングシュートを叩き込んで先制。PSGに攻め込まれるピンチも続いたが、失点0に抑えてそのまま試合終了のホイッスルを迎えた。ユルゲン・クロップ監督(現リバプール)の下で準優勝だった12-13シーズン以来のCL決勝の舞台へと進む。

 ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」は「フンメルスのヘッドがドルトムントをCLファイナルへ導く」と見出しを打ち、「ハーフタイム後のフンメルスのヘディングでのゴールは鳥肌が立った瞬間だった。信じられないストーリーはイングランドの首都(決勝の舞台はロンドンのウェンブリー)で最終章を迎える」とドルトムントの躍進を報じた。

 決勝の相手はスペイン1部レアル・マドリードとドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの勝者となる。12-13シーズンのCLでは準決勝でレアルを撃破し、その後の決勝でバイエルンに1-2で敗れていた。ドルトムントは1996-97シーズン以来2度目のCL制覇を成し遂げることができるだろうか。

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