U-17日本女子が4発白星発進 アジア杯初戦、16歳ストライカーが反転&ヘッド弾の2ゴール

U-17女子日本代表がアジア杯初戦に快勝(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
U-17女子日本代表がアジア杯初戦に快勝(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

U-17女子アジアカップのグループ初戦でタイと激突

 U-17女子日本代表は5月7日、インドネシアで開催のU-17女子アジアカップ初戦のタイ戦に臨み、4-0での白星発進を飾った。

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 今大会は8チームが参加し、4チームずつ分かれたグループリーグを実施。上位2チームが準決勝に進出し、3位以内のチームがU-17女子ワールドカップ(W杯)への出場権を得る。2022年に開催予定だった前回大会は新型コロナウイルスの影響で中止されたため19年以来の開催になったが、日本はこれまで最多の4回優勝を果たしている。また、U-17女子W杯での日本は現なでしこジャパンのMF長谷川唯らを擁し、同MF杉田妃和が大会MVPに輝いた14年に優勝した経験を持つ。

 その大会の立ち上がりで、日本は前半に一方的なハーフコートゲームのようにして攻め込んだ。しかし、ペナルティーエリア付近に厚いブロックを形成するタイを攻めあぐね、FW松浦芽育子の切り込みや左サイドからMF福島望愛がキレのあるドリブルで攻め込むプレーを見せるも、なかなかゴール前を崩し切れなかった。

 そのまま前半を0-0で終えた日本は、ハーフタイムに2人の選手交代を行った。そして後半6分、サイド攻撃のこぼれ球をゴール正面で拾ったキャプテンのMF眞城美春が右足インフロントでゴール右上にテクニカルなシュートを決めて先制。重苦しいムードを吹き飛ばした。

 さらに日本は後半20分、ゴール正面からMF榊愛花がミドルシュートを放つとゴール前の混戦を抜けてきたボールを相手GKが抑え込めず、弾いたボールはそのままゴール内へ。さらに後半24分にはハーフタイム明けから出場した16歳FW津田愛乃音がゴール正面でロングボールを収めると、軽やかな反転から右足シュートを決めてリードを一気に3点とした。

 後半41分には津田がヘディングシュートを決め4-0で勝利した日本はB組の戦いを勝ち点3でスタートし、もう1試合は中国がオーストラリアに3-0で勝利している。日本は10日の第2戦でオーストラリア、13日に中国と対戦予定。A組では初戦で北朝鮮が7-0で韓国に勝利したというニュースも入っているだけに、1位通過して準決勝に進みたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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