町田が「驚くべき快挙」 チーム引っ張る2人に海外注目「J1新しい風の中心に韓国人選手」
オ・セフンとナ・サンホが京都戦でそれぞれゴール
FC町田ゼルビアは5月6日、J1リーグ第12節京都サンガF.C.戦で3-0の快勝を飾った。得点を決めたのは韓国人FWオ・セフンとMFナ・サンホ、そしてオーストラリア代表FWミッチェル・デュークの3人だったが、海外メディアがそんな町田の躍進を取り上げている。
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今シーズンからJ1初挑戦となった町田。高校サッカーの名門・青森山田で長年指揮を取っていた黒田剛監督が率いるチームは、多彩なセットプレーのパターンを持ち勝利の哲学を掲げる。
その町田は今季開幕から5戦負けなしで首位をキープ。第6節のサンフレッチェ広島戦以降、5試合で3敗を喫し一時首位陥落の時期も。それでも第11節の柏レイソル戦(2-0)で完封勝利すると再び首位に浮上。続く第12節の京都戦にも勝利し、久々の連勝を飾っている。
京都戦では2人の韓国籍プレーヤーが得点したなか、同国メディア「FOOTBALLISTA」は「韓国人選手の大活躍で首位に立つ町田。今季J1リーグに初参戦したチームであることを考えれば、驚くべき快挙だ」と注目。京都のゴールマウスを守った韓国籍の守護神ク・ソンユンとの対戦において「オ・セフン、ナ・サンホが京都のGKク・ソンユンを相手に立て続けにゴールを決めた」と躍動ぶりを伝えている。
現在町田はJ1リーグ12試合を終えて8勝1分3敗の勝ち点25。2位ヴィッセル神戸(昨季J1王者)と同2差で首位に君臨する。オ・セフンがここまで5ゴール、ナ・サンホも2得点をマークし、「J1リーグの新しい風の中心に韓国人選手がいる」と今季の貢献度を称えた。また京都戦では出場機会がなかったが、町田にはDFチャン・ミンギュも所属。3人の韓国人選手の存在が母国でクローズアップされていた。