浦和18歳早川隼平、J2岡山へ期限付き移籍発表 U-19日本代表“ロス五輪世代”「必ず帰ってきます」
クラブリリースで発表
浦和レッズは5月7日、18歳のMF早川隼平がJ2のファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍をすると発表した。契約期間は今季終了(2024年5月8日~25年1月31日)まで。
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早川は昨季、高校3年生でユース所属の2種登録選手としてシーズンをスタートしたが、トレーニングキャンプなどを見た当時のマチェイ・スコルジャ監督の評価も高くAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦でのアウェーゲームに途中出場するなど戦力としてプレー。8月にはプロ契約を結んだ。
昨年4月19日のルヴァンカップ・湘南ベルマーレ戦で浦和のクラブ史上Jリーグ公式戦での最年少ゴールを決めるなど、逸材タレントとして注目を浴び、同杯では昨季までの21歳以下の日本人選手をスタメンに含めるレギュレーションから試合出場を続け、決勝戦に進出したチームの中で活躍。ニューヒーロー賞も受賞していた。しかし、今季ペア・マティアス・ヘグモ監督が就任したチームではインサイドハーフとウイングの厚い選手層もあり公式戦の出場がなかった。
早川は浦和を通じて「このたび、ファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍をすることになりました。今シーズンは、みなさんの前でプレーすることができず、非常に悔しいです。最高のスタジアムの、最高のファン・サポーターのみなさんの前でもう一度プレーするために、必ず成長して帰ってきます」とコメントを寄せている。
また、岡山を通じては「ファジアーノ岡山のファン・サポーターの皆さん、はじめまして。浦和レッズから育成型期限付き移籍してきました早川隼平です。早くチームに馴染み、掲げているJ1昇格を達成するために全力で戦います。一緒に戦いましょう。よろしくお願いします」とコメントした。
岡山はリーグ14試合を終えて勝ち点23の5位。U-19日本代表に名を連ね、2028年のロサンゼルス五輪メンバーの主力候補としても期待される早川の加入がチームの攻撃陣に新たな力を与えることになるのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)