スソのゴラッソでかき消された本田待望論 両者の明暗は一層色濃く分かれる結果に

スソはスーパーゴールを誇らず殊勝な口ぶり

 ラツィオ戦の同点弾でチームを敗戦から救う活躍を見せたスソは、地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」に登場。「試合開始は悪くなかった、ラツィオはいい試合をした。どちらも負けたくないという試合だった。ラツィオは前半終了前の重要タイミングでゴールを決めた。後半は全力ですべてを尽くした。相手にもスペースが生まれたので、チャンスもあった。勝ち点1はふさわしい。デウロフェウとオカンポス? スペースによく入ってくる。素晴らしい試合をしたと思う。ヨーロッパに行けるように全力を尽くす」と語った。

 自らのスーパーゴールを誇ることなく、6位ラツィオと勝ち点3差に留めたチーム状況についてのみ殊勝な口ぶりで語っていた。試合後には自身のツイッターを更新。「このまま努力を続けよう。長い道のりだ」とイタリア語とスペイン語で綴り、足をしっかりと地につけている。

わずかに上がった待望論もスソのゴラッソと殊勝な態度でかき消されてしまった本田は、6月の契約満了までに出番を手にできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング