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衝撃の7発被弾…U-17韓国女子サッカーに母国悲観、米国人を父に持つエースFWも「沈黙」
U-17女子アジア杯の初戦で北朝鮮に大苦戦
インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ(杯)のグループリーグで、U-17韓国女子代表は5月6日に北朝鮮と対戦。0-7と圧倒された試合を展開し、初戦を落としている。母国メディアも「1点も奪えなかった」と衝撃的なスコアを伝えた。
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今大会は日本を含む8か国が参加。2つのグループに分かれ、各組上位2チームがトーナメントへと進む。ドミニカ共和国で開催予定のU-17女子ワールドカップ(W杯)の予選も兼ねており、アジア杯の上位3チームが出場権を獲得できる。
グループAの初戦で韓国は北朝鮮と対戦。試合は一方的となった。北朝鮮MFジョン・イルチョンがハットトリックを達成。FWホ・ギョンの2ゴールも含む北朝鮮が7発の快勝を飾る。韓国は得点を奪うことができなかった。
韓国の総合ニュースサイト「news1」は「初戦の北朝鮮との対決では攻守で劣勢を見せた。7失点も許してしまった」と報道。2023年の女子W杯においてA代表にも選出された若きタレントFWケイシー・ユジン・フェアも出場したが「沈黙した」と無得点に終わったことも伝えている。父がアメリカ人、母が韓国人のケイシー・ユジン・フェアは、女子W杯史上最年少出場記録を更新し話題を呼んだ注目選手だった。
また韓国メディア「Newsis」も「韓国チームが完敗した」と嘆く。「この年代で最も強いとされる北朝鮮」の完成度に脱帽しつつ「韓国の歴代最高成績は2009年大会の優勝だ。このチームは翌10年に韓国サッカー史上初のU-17女子W杯優勝も手にしている」と、14年間タイトルから遠ざかっている点も挙げた。
韓国紙「中央日報」は「1点も奪えなかった」と無得点の攻撃にも言及。「北朝鮮を相手にしたゴールも入れずに惨敗した」と伝えつつ「2010年以降、U-17W杯決勝トーナメントから遠ざかっている。18年はグループリーグ敗退、22年は本戦出場さえも逃した」と厳しい現実を指摘していた。
韓国は9日にインドネシアと、12日にフィリピンと対戦する。屈辱の結果を覆しトーナメントへ進むことができるか。B組の日本とは、両者が勝ち上がれば激突する可能性がある。