エイバル乾が5節以来のフル出場、地元紙「印象的な起用」 意外性溢れるプレーで4-0大勝に貢献

 

乾は得意のドリブルに加え、思い切りの良いロングシュートも披露

 MF乾貴士が所属するエイバルが好調だ。現地時間13日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第22節グラナダ戦で4-0の大勝を飾った。当初の目標だった残留どころかUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内も視界に捉えるなか、乾も久々のフル出場を果たしている。

 収容人員約7000人と小規模な本拠地、ムニシパル・デ・イプルアがゴールラッシュに沸いた。前半11分に獲得したPKをMFアドリアン・ゴンザレスがきっちりと成功させて先制すると、同39分には最終ラインを抜け出したFWセルゲイ・エンリヒが追加点を奪う。後半にもセットプレーからDFイバン・ラミスが技巧的なシュートを決め、そしてレアル・マドリードに所属経験のあるMFペドロ・レオンが試合を決定づける4点目を叩き込んだ。

 そして乾もこの日、得点に絡むことこそできなかったが、得意のドリブルでマーカーを翻弄し、直接FKを獲得。また前半5分にはハーフウェーライン付近から思い切りよくロングシュートを狙うなど、乾らしい意外性溢れるアタックを仕掛ける場面も見受けられた。

 その創造性と献身ぶりに、途中交代を命じることが多いメンディバル監督も最後までピッチに残すことを決意。乾にとってフル出場は第5節マラガ戦以来となった。チームもリーグ全体で5位タイとなる得点数となる36ゴールを挙げており、乾との相性の良さを感じさせる。

 

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