「何も恐れていない」と果敢な姿勢も称える

　ジェズスは19歳にしてシティへの移籍を決断。すでにブラジル代表に定着しているとはいえ、欧州でのプレーはこれが初めて。いきなりビッグクラブでの挑戦とあって難易度は高いが、ロナウジーニョ氏は「選手のタイプにもよるけど、選手たちが常に楽をするということに僕は同意できない」として、厳しい戦いに身を投じることの必要性を説いている。若いうちから果敢にチャレンジするその姿勢も称えている。

「ガブリエル・ジェズスを見てほしい。彼は何も恐れていない。彼はただひたすらプレーを求めているし、何ができるかを示している。彼はマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシーなど、イングランドのトップチーム相手でも素晴らしいパフォーマンスを見せるだろう」

　CLの決勝トーナメントに向けたメンバーリストにも名を連ねているジェズス。ロナウジーニョ氏をはじめとした偉大な先輩が歴史に名を連ねた大舞台での活躍にも期待が懸かる。前評判通りの結果を残し、世界最高への階段を順調に駆け上がることができるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images