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韓国、「日本のような監督が必要」と反省 母国指摘「クリンスマンは無能で選手に依存」
韓国はU-23アジア杯8強敗退でパリ五輪に出場できず
韓国はU-23アジアカップでベスト8敗退を喫し、9大会連続で続いていた五輪出場を逃した。ファン・ソンホン監督が3月にA代表を兼任した影響を指摘する声も多いなか、韓国メディアは「日本のように固有のカラーを見つけ出し、強みを生かしていく監督が必要だ」と主張している。
韓国はグループリーグ第3戦で日本を破るなどB組首位で決勝トーナメントに進出した。しかし、準々決勝インドネシア戦では退場者を出して数的劣勢を強いられると、なんとか延長戦、PK戦まで持ち込んだものの、最終的にPKスコア10-11で敗れ、ベスト8敗退でパリ五輪出場を逃した。
10大会連続の五輪出場を逃して国内に衝撃が走ったなか、韓国のオンライン新聞「ソーシャルバリュー」は「日本のように固有のカラーを見つけ出し、強みを生かしていく監督が必要だ」と見出しを打って取り上げている。
「韓国サッカーのカラーを探す時だと言いたい。隣国の日本を見ると、毎回『彼らだけのカラーが完成した』という感じがする。しかし、韓国サッカーは監督によってカラーの差が大きく、それによって結果の差も大きいという特性を持っている」
記事では、8大会連続の五輪出場を決めた日本を引き合いに出しつつ、韓国の体制の課題を指摘している。
「韓国サッカーの長所はベテラン・若手の強い結集力、国家愛から生まれた自己犠牲の精神ではないかと思われる。しかし、ユルゲン・クリンスマンのような無能な監督が来ると、それさえも崩れ落ち、韓国サッカーのカラーを全く見つけられないまま、選手たちの技量に依存したサッカーをすることになるのではないか。
そのため、格下相手の大量ゴールに満足し、強豪チームには戦術も駆使できないまま、弱い姿を見せた。ファン・ソンホン監督も結局、韓国サッカーではあまり見られなかった攻撃的サッカーを駆使する強みを持っているが、相手にプレッシャーをかける力が不足しているため、しっかり対策を練ってきたチームには弱い姿を見せたのだろう」
失意の五輪出場逸を受け、韓国が方針を変えていくのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)