「あの軌道半端ないって」 J主審へまさかの浮き球パス…女性元アスリートに元日本代表驚き
田中隼磨氏、キックインセレモニー前の吉田沙保里さんを直接指導
元日本代表MF田中隼磨氏が自身のX(旧ツイッター)を更新。人生初のキックインセレモニーに臨んだ元レスリング選手の吉田沙保里さんを直接指導したことを明かすとともに、成功したキックを引き合いに「あの軌道は半端ないって」と驚きの声をあげている。
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女子レスリング金メダリストの吉田さんは、5月3日に豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス対ヴィッセル神戸戦(0-2)に来場。試合前のキックインセレモニーを担当したなか、田中氏は本番直前に指導役を務めたことを自身のXで明かしその舞台裏を動画としてアップした。
人生初のキックインセレモニーに臨んだ吉田さんと田中氏は、会場の廊下で対面になってキックを練習。吉田さんが蹴ったボールが低空のまま田中氏に向かって飛んでいく様子が動画には収められていたが、実際のキックインセレモニーでは思わぬ軌道を描いた。
試合前、ピッチ手前側のタッチラインに置かれたボールの前に立った吉田さん。「どうぞ!」の場内アナウンスとともに助走をつけ右足を振りぬくと、そこから放たれたボールは浮き球となり、対面にいた山本雄大主審の胸元にピンポイントで収まった。
直前の練習とは違った思わぬキックに、田中氏は「本番でのあの軌道は半端ないって」と驚きを露わに。Jリーグ公式X上でアップされた動画を引用しつつ「10分前直前練習でもこんなの蹴れなかったのに…さすがやね」と本番の強さに脱帽の様子だった。
吉田さんは納得の出来だったようで「隼磨くんの特訓のおかげで…イメージ通りの軌道で主審の胸元へ 上出来過ぎて感無量です 隼磨くん優しく丁寧に教えてくれてありがとう」とXに綴り、感謝しきりだった。