「これは一生忘れない」 ラ・リーガでの“粋な”選手入場を海外称賛「本当にいいアイデア」
エスコート役を務めた母親やパートナーに脚光
スペイン1部ヘタフェは現地時間5月3日、ラ・リーガ第34節でアスレティック・ビルバオと対戦して0-2で敗れた。ホームの観衆を前に完敗を喫した一方、いつもとひと味違った選手入場に大きな注目が集まっている。
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ヘタフェはこの試合、前半27分にFWイニャキ・ウィリアムズの鮮やかなコントロールショットでビルバオに先制を許す。そのまま折り返した後半も、立ち上がりの同6分にイニャキに再びネットを揺らされ点差を広げられた。
ところがその7分後、ビルバオDFジェライ・アルバレスがカウンターの場面でスルーパスを手でブロックして一発退場。同34分にはDFアイトール・パレデスも2枚目の警告で退場し、ヘタフェが一気に主導権を握る。そんななか、終了間際の同42分にヘタフェがPKを獲得するも、FWメイソン・グリーンウッドが外してしまい万事休す。流れを生かせず、無得点で黒星を喫した。
ヘタフェは勝ち点を伸ばすことに失敗したものの、ビルバオ戦では見どころがほかにもあった。クラブ公式X(旧ツイッター)は5月4日、「最高に特別な瞬間」とメッセージを添え1本の動画を公開した。
収められていたのは選手入場の瞬間だが、注目すべきは“エスコート役”の存在。なんとキッズではなく、母の日のイベントとして選手の母親やパートナーが大役を務めた。とはいえ、ただ一緒に入場するだけでは終わらず。相手選手とのハイタッチに加え集合写真の撮影も全員で行い、かけがえのない瞬間を楽しんだ。
この動画は公開から1日も経たないうちに、217万を超える再生を記録。コメント欄には「これは一生忘れない思い出に残る瞬間」「ヘタフェの計らいが素晴らしい」「美しい」「本当にいいアイデア」「素敵」といった称賛の声が続々と寄せられた。惜しくも勝利こそプレゼントできなかったものの、選手と家族にとって特別な1日になったのは間違いなさそうだ。