大岩Jの22歳新星MFにブラジル注目「セットプレーで真の脅威」「日本にいるのは久しぶり」
U-23日本代表の山田楓喜にブラジルメディア注目
U-23日本代表は現地時間5月3日に行われたU-23アジアカップ決勝でウズベキスタンを1-0で下し、2016年大会以来2度目の優勝を果たした。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、決勝点を挙げたMF山田楓喜に注目している。
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前半序盤にFW藤尾翔太とFW細谷真大がイエローカードをもらい、前線からのプレッシャーがやや迫力を欠くことになり、ウズベキスタンに主導権を握られる時間帯が増えた。
そのなかで日本は後半17分にMF松木玖生に代えてFW荒木遼太郎、藤尾に代えてFW平河悠を投入。さらにその9分後には山田とMF川崎颯太をピッチへ送り込み、勝負を懸ける。
すると後半アディショナルタイム1分、MF藤田譲瑠チマの縦パスを荒木がヒールで流すと、山田が左足シュートをゴール右隅に流し込み、優勝を手繰り寄せる決勝点を奪った。
山田は今大会6試合中5試合(うち先発4試合)に出場し、2ゴールをマーク。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「攻撃面で最も輝いたのは、右サイドでプレーする左利きのウインガーで、京都サンガF.C.から東京ヴェルディに期限付き移籍している山田楓喜だ」と、22歳のレフティーに注目している。
「彼は(大会の)タイトルを決めるゴールを決めただけでなく、トーナメントで最も重要な準々決勝のカタール戦での勝利への道を切り開いた。山田はフリーキック(FK)の名手でもあり、今シーズンのJリーグでFKから2ゴールを決めた唯一の選手だ。セットプレーで真の脅威となるあのような選手が日本にいるのは久しぶりだ」
大会MVPにはキャプテンの藤田譲瑠チマが輝いたが、山田も強烈なインパクトを残したのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)