J2水戸が濱崎監督を解任、森コーチが暫定的に指揮 「19位という事態を重く受け止めている」

水戸が濱崎監督を解任(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
水戸が濱崎監督を解任(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

クラブが公式発表

 J2水戸ホーリーホックは5月4日、濱崎芳己監督の解任を発表した。登録手続きが完了するまで、森直樹ディベロップメントコーチがコーチとして暫定的にチームの指揮を執るという。

 水戸は開幕13試合で2勝5分6敗とJ3降格圏のリーグ19位に低迷。10得点はリーグ18位、15失点は同10位だった。

 そのなかで、濱崎監督の解任が発表された。

■濱崎芳己監督コメント
「現状のチーム成績に関して、クラブに関わる全ての方々に本当に申し訳ないという想いです。クラブ創立30周年という節目の年に、監督という立場でクラブを推し進められなかったことに責任を感じています。そんな中でも多くのご支援・ご協力により共に歩みを進めていただいたパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、クラブのためにそれぞれの立場で全力で取り組んでくれている選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様へ心から感謝しております。

 そして、どんな時もスタジアムへ足を運び、選手やチームだけでなく私にも温かい後押しや熱い声援を送り続けていただいたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。また、監督のキャリアをこのクラブで始められたことにも感謝しております。ヘッドコーチ時代を含め3年4か月、本当にありがとうございました。私はここでチームを離れますが、J1昇格という今シーズン始めに掲げた目標に一つでも近づくよう、陰ながら今後の水戸ホーリーホックの躍進を心より願っております」

■西村卓朗GMコメント
「今季J1昇格という目標を掲げてここまで進んでまいりましたが、第13節を終えて、2勝5分6敗、19位という事態を重く受け止めております。この状況を好転させるために、監督を代えることが最善と判断いたしました。長くチームを見続けてきた森直樹ディベロップメントコーチに指揮を託すことを決断しました。まずは、現実的にJ2残留を目指して、ありとあらゆるリソースをそこに注ぎ込み、現状を変えていきたいと思っております。ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、様々な形でクラブに関わりご支援をいただいている皆様には大変ご心配をお掛けしており申し訳ございません。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」

(FOOTBALL ZONE編集部)

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