「Jリーグがガラパゴスになる」 危機感募らせる村井チェアマン、リーグの競争原理強化を宣言

Jリーグの村井チェアマン、様々な改革は競争力を高める仕掛けと説明

 2017年のJリーグ開幕を目前に控えるなか、13日に東京都内でキックオフカンファレンスが行われ、Jリーグの村井満チェアマンはリーグにおける競争原理を強化することを宣言した。

 村井チェアマンはJリーグの現状に危機感があると語り、Jリーグ勢がアジア王者から遠ざかるなか、より競争力があるリーグにしなければ取り残されて行くという思いを明言している。

「今シーズンのJリーグは25回目、ルヴァン杯も25回目という節目になる。2017年は、本格的な大競争の時代に突入するという認識でいる。このままアジアで勝てない状況でいれば、Jリーグがガラパゴスになる危機感がある。内なる競争を激しくすることが不可欠だと考えている。今季のルヴァン杯では21歳以下の出場枠を確保した。外国人枠を見直し、世代間、外国人選手との戦いもある」

 1993年に開幕したJリーグが節目を迎えるなか、外国人枠の拡大、21歳以下の選手の出場機会確保といった改革は、競争原理を働かせるための仕組みだと話している。試合や優勝争いという形でのチーム間の争いだけではなく、各クラブ内でのポジション争いが激しくなるような仕掛けだと説明する。

 

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