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「スポーツマンらしくない戦略」「ショッキング」 アヤックスDFの“オトリ作戦”を英紙酷評
オランダ代表DFフェルトマンが見せた反スポーツ的な行為が物議を醸す
アヤックスのオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが試合中に見せたスポーツマンシップに反するプレーに非難が集まっている。
フェルトマンは12日に行われたエールディビジ第22節の本拠地スパルタ・ロッテルダム戦(2-0)に右サイドバックとして先発フル出場。今季は出場停止の1試合を除いたリーグ戦21試合に出場しているチームの主軸選手で、チームでは副キャプテンも務める人格者だが、この試合で見せた反スポーツ的な行為が物議を醸している。
アヤックスが2-0とリードしている後半7分。アヤックスは左サイドでボールをキープしたFWバートランド・トラオレが中央のMFラッセ・シェーネへボールを預けて前線へ走り込もうとしたところでDFと接触。主審の笛は鳴らずにプレーは続行されたが、トラオレは立ち上がることができずにしばらくの間ピッチに倒れ込んだ。
プレーオンのまま右サイドの高い位置でパスを受けたフェルトマンは明らかにトラオレを気遣った様子を見せて動きを緩めると、対峙するFWイバン・カレロに対して左の手の平を向けてプレーを制した。
それにもかかわらず、足を止めたカレロが視線を外した次の瞬間にドリブルを再開すると、縦への突破からゴール前へクロスを供給した。DFにクリアされてゴールにはつながらなかったが、チームメートの負傷をオトリに使い、相手を騙したプレーに批判が噴出している。
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