「韓国に敗れた日本がアジア1位でパリへ」 アジア杯4大会ぶり制覇に海外メディア注目

U-23日本代表は2016年以来のアジア杯制覇【写真:Getty Images】
U-23日本代表は2016年以来のアジア杯制覇【写真:Getty Images】

U-23日本代表は2016年以来のアジア杯制覇

 U-23日本代表は、現地時間5月3日に行われたU-23アジアカップ決勝戦でウズベキスタンを1-0で下し、2度目の大会制覇を果たした。この試合結果に韓国メディアは「韓国に敗れた日本、アジア首位でパリへ」と言及している。

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 日本は準決勝のイラク戦で2-0の勝利し8大会連続となる五輪出場を決め、パリ行きの切符を勝ち取った。3日にはリオ五輪世代が臨んだ2016年大会以来となる優勝を目指し、ウズベキスタンと対戦した。

 試合は、互いにネットを揺らせないまま迎えた後半アディショナルタイム1分、MF藤田譲瑠チマの縦パスをFW荒木遼太郎がヒールで流すと、最後はMF山田楓喜が左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 待望の先制点を奪った日本だったが、直後にDF関根大輝と相手選手の競り合いに対してビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してオンフィールドレビューを実施。その結果、関根のハンド判定でPKを献上した。しかし、相手MFウマラリ・ラクモナリエフのPKを小久保玲央ブライアンが阻止した日本がそのまま1-0で逃げ切り、2016年大会以来2度目の優勝を果たした。

 そんななか、韓国メディア「ニュースピム」が「韓国に敗れた日本、アジア首位でパリへ」と見出しを打ち、日本の結果に言及。「日本はPKを献上したが、GK小久保のセーブで事なきを得た。これにより、日本は8年ぶりに平常心を取り戻すことに成功した」と報道している。

 日本はグループステージで同居した韓国に0-1で敗れ2位通過となったものの、決勝トーナメントでは3連勝を飾り見事に優勝。対照的に韓国は準々決勝インドネシア戦でPK戦の末に敗れ、ベスト8敗退でパリ五輪出場を逃していた。

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