町田が強か勝利で首位奪還 堅守・柏を2発撃破、荒木駿太1G1A…ロングスロー起点で牙城崩す

先制ゴールを決めたオ・セフン【写真:(C) FCMZ】
先制ゴールを決めたオ・セフン【写真:(C) FCMZ】

得意のセットプレーから先制し勢いに乗る

 FC町田ゼルビアは5月3日、J1リーグ第11節で柏レイソルとホームで対戦。リスタートのスローインから奪った先制弾で勢いに乗り、町田が2-0の勝利を収めた。勝ち点を22まで伸ばし、再び首位に立った。

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 J2での2019年以来の対戦となった両チーム。前節ジュビロ磐田戦(0-2)に敗れた町田は、ホームで“連敗回避”の一戦を目指す。そんななか前半9分、早速町田らしさが出た場面でゴールが生まれる。

 右サイドで得たスローインで、DF鈴木準弥がリスタート。ロングスローはエリア内に走り込んだFW荒木駿太に渡り、ワンタッチでマイナスの位置で待っていたFWオ・セフンに預ける。右足を振り抜いたオ・セフンのシュートは鮮やかにネットを揺らし、町田が先制に成功した。前節まで失点数「7」とリーグ最少タイを誇った柏の牙城を崩している。

 前半は膠着した堅い展開が続く。柏もそのほかの場面では大きなチャンスを作らせない。ハーフタイムまでにシュートを5本打った町田だったが、枠内シュートはセットプレーから奪ったゴールシーンの1本のみとなった。

 後半は町田の圧力も増加。ポゼッションは柏が半数以上を握るなか、少ない手数で町田が攻めに転じゴールに迫る流れとなる。すると同24分、MFナ・サンホがエリア内へ入れようとしたクロスが相手に当たりディフレクト。これに荒木が頭で上手く合わせて町田がリードを2点に広げた。

 終盤まで集中した試合を展開した町田が今季7勝目。首位争いが激化するなか、勝ち点を22まで伸ばし、ほかクラブへプレッシャーをかけている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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