レスターのラニエリ監督、5連敗で大ナタ示唆 前年優勝メンバーに対して「忠実でありすぎた」

起用法の非を認めたラニエリ監督 「色々と変えることになる」

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督が12日の敵地スウォンジー戦で0−2敗北後、昨年の奇跡のリーグ優勝に貢献した主力に対して「忠実でありすぎたかもしれない」と最後通告。この日出番なしに終わった日本代表FW岡崎慎司のみならず、不発続きのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、ダニー・ドリンクウォーター、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズなど主軸を先発から外す大ナタを示唆した。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 残留争いのライバル、スウォンジーによもやの完敗で昨季リーグ優勝したチームは悪夢の5連敗。イングランド4部以内の96クラブで2017年のリーグ戦で唯一の無得点という悲惨な状況に直面している。ヴァーディ、マフレズ、ドリンクウォーターという昨季ブレークした主軸のパフォーマンスが低下しており、チームの勝利に貢献することができていない。

「昨年の優勝メンバーに忠実すぎるのではないか?」という質問に対して、ラニエリ監督は起用法の非をあっさりと認めた。

「そうかもしれない。もちろん、調子が良ければ、次のチャンス、2度目のチャンス、3度目のチャンスを与えたいが、それは難しい。今ではトゥーマッチだ。もちろん、私は色々と変えることになる。なぜならこんな状況で続けていることは不可能だからだ」

 

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