「最近は限界」 リバプール遠藤の序列に影響か…英注目の新たな“6番候補”は?
今夏の獲得候補にマヌエル・ウガルテの名が挙がる
日本代表MF遠藤航は今季からイングランド1部リバプールに加入し、レギュラーとして不動の地位を築いている。しかし、ユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任となり、新体制となる来季に向けて去就が話題になるようになっている。リバプール専門メディア「Rousing the Kop」も、新たな6番獲得の可能性を報じている。
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リバプールは今季開幕前に中盤の大刷新を敢行。長らく主力を務めていたMFファビーニョの退団を受け、不在となったアンカーの後釜の獲得に乗り出した。しかし、複数の候補者の補強に失敗し、イングランドではほぼ無名だった遠藤に白羽の矢が立った。
加入直後は出場機会に恵まれなかった遠藤だが、徐々にクロップ監督の信頼を勝ち取る。そして、シーズン中盤以降はレギュラーに定着し、代えの利かない存在となった。
「Rousing the Kop」は、遠藤について「誰もが言うように、素晴らしいシーズンを過ごした。だが、彼は最近限界を示している。そして日本代表のキャプテンが1年限りでアンフィールドを離れるのではないかと噂されるなかで、彼の代役が誰になるかを私たちは知っているだろう。かつての獲得候補だったMFマヌエル・ウガルテだ」と、昨夏の移籍市場でも獲得に動いたウルグアイ代表MFの名前を挙げた。
ウガルテはリバプールとフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)との競合の末、移籍金は5100万ユーロ(約85億円)でPSG行きを選択した。
記事では「ファビーニョの放出に伴い、守備的MFの補強は昨夏のリバプールの命題の一つだった。最終的に驚きだった遠藤の補強が成功となっている。ただし、31歳はエリートなオプションではなかった。リバプールの3番はもともとファビーニョの長期的な後継者ではありえなかった」とし、ウガルテの獲得に動く必要性を強調している。
PSGは完全移籍でのみウガルテを放出すると報じられているが、リバプールは新シーズンに向けて「長期的なファビーニョの後継者」を新たに獲得することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)