降格危機のレスターは「まるで死刑囚」 ウェールズ知将が王者の自信喪失ぶりに驚く

5連敗で17位転落、まさかの凋落ぶりにコールマン監督も「少し気の毒だと思う」

 ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督がリーグ戦5連敗という泥沼のプレミアリーグ王者レスター・シティを、「まるで死刑囚のようだ」と語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 レスターは12日に、敵地で残留争いの直接的なライバルとなっているスウォンジーと対戦し、0-2で敗れた。これで泥沼の5連敗となり、プレミアリーグの前年王者としては史上初となるリーグ戦6試合連続の無得点という不名誉な記録も残している。

 現在ウェールズ代表を率いるコールマン監督は「レスターは少し気の毒だと思う。彼らは自信を失っている」とプレミア王者の状態を気にかけている。まさかの転落劇で、傷心のレスターを「今はまるで死刑囚のようだ」と表現している。

 今季に向けては、奇跡の初優勝を成し遂げた昨季の主力の大半が残留し、クラブ歴代最高額でアルジェリア代表FWイスラム・スリマニを獲得するなど大型補強を行ったが、蓋を開けてみればチェルシーヘ放出したフランス代表MFエンゴロ・カンテが抜けたことで攻守のバランスが崩壊。最大の武器だったハイプレスからのカウンターも切れ味を失った。

 

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