トーレスの華麗な“背面シュート”に絶賛の嵐! 「キャリア最高」「アンビリーバブル」

セルタ相手に“神の子”が芸術的な2戦連発弾 スペイン各紙が讃える

 アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、本拠地ビセンテ・カルデロンで行われたリーガ・エスパニョーラ第22節のセルタ戦で観客の度肝を抜くスーパーゴールを決めた。スペイン地元紙も「キャリア最高のゴール?」「アンビリーバブル」などと絶賛している。

 アトレチコは前半5分に失点して早々にビハインドを背負ったが、その6分後に“神の子”トーレスの華麗なプレーが飛び出した。

 トーレスはエリア内で左サイドMFカラスコからパスを呼び込むと、ワントラップで肩口の高さに上がったボールをゴールに背を向けた状態から右足で捉えた。GKセルヒオ・アルバレスは美しい放物線を描いたシュートをただ見送ることしかできず、ゴール右隅に吸い込まれた。

 スペイン紙「マルカ」は「セルタ戦のトーレスの素晴らしいゴールは彼のキャリアでも最高のものじゃないか?」と過去に決めたスーパーゴールと比較して伝えると、同じくスペイン紙「アス」も「アトレチコのストライカーがアンビリーバブルな得点を決めた」と絶賛。トーレスにとっては前節レガネス戦の2ゴールに続く2試合連続ゴールとなった。

 トーレスは前半30分にPKを失敗するなどケチもついたが、アトレチコは激しい打ち合いの末に、最後はエースFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールが決勝点となり、3-2で勝利を収めている。勝ち点を42に伸ばし、4位をキープした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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