アーセナル左SB補強不要?…“理想”最終ライン海外考察「ティンバーが長期的オプション」
今季リーグ最少失点、最終ラインの構成にクラブ専門メディア注目
イングランド1部アーセナルは、2023-24シーズンのプレミアリーグで最少失点を誇っている。現在リーグ戦で首位に立つ原動力となっている堅守だが、アーセナル専門メディア「Just Arsenal」は、理想の最終ラインはまだ組めていないと伝えている。
アーセナルでは今シーズン加入したオランダ代表DFユリエン・ティンバーが、開幕戦で右膝前十字靭帯損傷の怪我を負い、戦列を離れていた。そんななかでティンバーはU-21チームの試合で実戦復帰し、先制ゴールを挙げるなど回復をアピール。トップチームでの出場にも期待が懸かっている。
ここまでリーグ最多16試合のクリーンシート(完封試合)を記録しているアーセナルにおいて、右サイドバックのDFベン・ホワイト、センターバックのDFウィリアン・サリバ、DFガブリエル・マガラエスの3人は、絶対的な地位を築いている。しかし、左サイドバックについては、固定できていない。
今シーズンは日本代表DF冨安健洋、DFヤクブ・キヴィオル、DFオレクサンダル・ジンチェンコがこのポジションを務めてきた。だが、「彼らのうち1人が左サイドの長期的な答えであることに同意するグーナーはほとんどいないだろう。多くは夏の左サイドバックの補強を望んでいる」としている。
しかし、「Just Arsenal」は「ティンバーがミケル・アルテタ監督の左サイドバックの長期的なオプションになる」とし、新たな選手補強の必要性について疑問視した。そして「ティンバーがアーセナルのトップチームに合流した時、私たちはようやくアルテタ監督の理想の最終ライン、ホワイト、サリバ、ガブリエル、ティンバーの並びを見ることができるかもしれない」と報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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