遠藤航、クロップ体制後の立ち位置は? 海外メディア“懐疑的”見解「快適に見えなかった」
新監督の有力候補スロット氏就任時の勝者と敗者を予想
イングランド1部リバプールは、来シーズンからオランダ1部フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督が、ユルゲン・クロップ監督の後任になると報じられている。英メディア「The Athletic」はスロット新監督が就任後のリバプールの勝者と敗者を予想。日本代表MF遠藤航は「不確か」と査定された。
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昨夏の移籍市場でドイツ1部シュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は、シーズン序盤こそチームにフィットしなかったものの、中盤戦あたりからアンカーとして存在感を示し確かな評価を得ている。しかし、クロップ監督が今季限りでの退任を発表。現体制下では重要な選手だった一方、終盤戦にかけて調子を落としたこともあってかスロット監督下ではキャリアが不透明と見られている。
記事では「彼は今シーズン、全員を驚かせ、リバプールの中盤のオプションが負傷者の続出した12月、1月に決定的な存在となった。だが、彼が常に快適に見えなかった領域の1つはビルドアップのプレーだ。特にクリスタル・パレスのようなチームは、彼をターゲットにしてターンオーバーを起こした。ボールを前に運ぶ唯一のMFとしないためにダブルボランチにすることが、彼の助けになるだろう」と、遠藤を生かすために中盤の底を2人にすることを提案した。
そして「彼のゲームの読みと中盤の最も深い位置からのアグレッシブさが感銘を呼んだ。しかし、スロット監督はそれをアップグレードできると感じているかもしれない」と、スロット監督の下で遠藤が成長する可能性も示している。
懐疑的な目を向けられていたなか、周囲を納得させる活躍を見せた遠藤だが、来シーズン以降もリバプールの中盤を支えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)