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中国サッカー低迷、帰化選手も「花を咲かせることができていない」 問題点を現地記者が指摘
中国サッカーの課題を探るなか、ハン・チャオシェン記者が解決策を提示
中国は、U-23アジアカップでグループリーグ敗退を喫しパリ五輪出場を逃す形となった。A代表も今年行われたアジア杯で1勝もできず大会を去っている。そんななか、母国メディアが“帰化選手”について現状抱える問題点を指摘した。
中国大手メディア「SOHU」では低迷する中国サッカーの問題点を指摘。記者のハン・チャオシェン氏は、帰化選手の多く在籍する同国サッカー代表について「帰化が悪いのではなく、幼少期からの帰化の方が費用対効果が高い」と主張した。
ハン・チャオシェン氏は「目先のことだけに注目しないでほしい。帰化は2016年にマルチェロ・リッピ前監督が提唱し、その後徐々に実施された。だが依然として花を咲かせることができていない」とその効果があまり反映されていないと語る。
そのなかで「帰化とユーストレーニングが分断されないようにすることができるだろうか」と提唱。中国代表には現在、ブラジル出身の34歳FWエウケソン(成都蓉城)や31歳フェルナンジーニョ(山東泰山)、英1部アーセナルユース出身の30歳MFニコ・イェナリス(北京国安)などが在籍中だ。ただ、例に挙げた3選手はいずれも年齢が30代となっている。
「私たちは今、全体的なレベルにおいてほとんど全てのポジションが低迷し、連鎖が切れてしまっている。ユース年代から帰化を進め、しっかりとトレーニングを積ませることから始めなければならない」
同メディアは現状の中国サッカーの課題を拾いつつ、より若手の育成に力を入れるべきと1つの解決策を模索していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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