「30得点に絡みたい」 FCソウル戦に先発した浦和の柏木、20代ラストシーズンへの思い激白
「目標は8得点12アシスト。そして…」
「目標は8得点12アシスト。アシストの一つ前のパスも含めて、30得点に絡みたい。サッカーは年齢ではないのかなと思う部分もあるし、1年、1年レベルアップしていくことが大切だと思う。『今年の柏木、良かったな』と言ってもらえるようにプレーして、5年、6年とベストイレブンに選ばれ続けるようにしたい。そして、どこかでMVPになるようなことも必要だと思っている」
バヒド・ハリルホジッチ監督が率いる日本代表には、昨年10月6日のイラク戦以来出場がなく、11月のゲームでは招集されなかった。しかし、代表復帰に意欲を燃やしている。
「日本代表のためだけにサッカーをしているわけではないけど、サッカー選手である以上、代表は狙いたい。(ワールドカップ・アジア)最終予選では呼ばれないかもしれないけど、それでも頭の片隅にその存在はある」
浦和は今後、18日にゼロックス・スーパーカップで鹿島アントラーズと対戦し、21日にはAFCチャンピオンズリーグ開幕戦でオーストラリアのウェスタンシドニー・ワンダラーズと対戦。そして25日には、Jリーグ開幕戦を横浜F・マリノスと戦う過密日程でスタートする。浦和がスタートダッシュを決められるかどうかは、攻撃のタクトを振るう背番号10の働きに大きな比重が掛かることになりそうだ。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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