「30得点に絡みたい」 FCソウル戦に先発した浦和の柏木、20代ラストシーズンへの思い激白
12日のさいたまシティカップ・FCソウル戦で前半45分間プレー
浦和レッズのMF柏木陽介は、今季の目標を8得点12アシストに設定すると話し、日本代表復帰にも意欲を示した。浦和は12日にFCソウルとさいたまシティカップで対戦し、柏木は前半45分間に出場。試合は1-1で引き分けた。
この日は風が強く、前半はFCソウルが風上のピッチを選択した。浦和駒場スタジアムのピッチは荒れた部分も目立ち、浦和が目指すパスワークを主体とした攻撃を繰り出すには難しい条件が揃っていた。そうしたなかで「あえてつなぐ意識でプレーした」と、シーズン開幕を見据えたプレーだったと明かす。
ゲームに関しては「ボランチが下がった後に連動して前線の選手が受けに来るタイミングや、相手が合わせてきた時の流動性に課題も見つかった」と話したが「良いヒントとして捉える」と前向きに語る。
浦和は前日まで沖縄県でのトレーニングキャンプを行い、移動した翌日にこのゲームに臨むスケジュールだった。そうしたなかでも「キャンプで体のキレの良さも感じているし、今日のゲームで強い当たりに相手が来る部分に関しても体が思い出した」と、開幕に向けて順調に調整を進めているようだ。
柏木は昨季から、背番号固定制導入以来では浦和のクラブ史上2人目となる日本人10番としてプレーしている。12月に30歳の誕生日を迎える柏木にとって、今季は20代で迎える最後のシーズンとなるなか、明確な目標設定があることを明かした。
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