勝利で五輪決定のU-23日本代表、イラク戦2-0リードで後半へ 相手の5バックを粉砕

細谷真大と荒木遼太郎のゴールで日本がリード【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
細谷真大と荒木遼太郎のゴールで日本がリード【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

チャンスを逃していた細谷がエースの働きで先制点

 パリ五輪を目指すU-23日本代表は、現地時間4月29日にアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準決勝のイラク戦に臨み、前半28分にFW細谷真大が先制ゴールを奪うなど2点リードで前半を終えた。

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 今大会は16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。日本はB組を2勝1敗で2位通過し、25日の準々決勝で開催国カタールを下して中3日で迎えた。勝利すれば1996年アトランタ五輪から8回連続出場を決める一戦に、大岩剛監督はFW荒木遼太郎やMF平河悠をスタメン起用した。

 その日本は前半10分、ライン間で受けた荒木が素早くFW細谷真大へのラストパスを出してGKと1対1になるチャンスを演出。しかし、細谷の左足シュートはセーブされ先制の決定機を逸してしまった。その後は5-4-1のブロックを組むイラクを相手にビッグチャンスを作るには至らない時間が続いた。

 それでも前半28分、MF藤田譲瑠チマが最終ライン背後に落とす絶妙なボールを送ると細谷が反応して抜け出し、今度は左足のシュートモーションからターンして右足で流し込んだ。エースの2試合連続ゴールで先制した日本は、前半42分にDF大畑歩夢、藤田、荒木と速いパスがつながり、最後は荒木がGKとの1対1を冷静に決めて2-0とリードしてハーフタイムへ。パリ五輪への切符を掴み取るべく後半45分間の戦いに臨む。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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