浦和がMF安居の今季初ゴール&PKで2-1勝利! 名古屋は粘り実らず7戦ぶり黒星
浦和MF安居は今季初スタメン
浦和レッズは4月28日のJ1第10節で名古屋グランパスをホームに迎え撃ち2-1の勝利を収めた。MF安居海渡が今季の初ゴールを決め、後半にはFWチアゴ・サンタナがPKで加点した。
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浦和は24日にルヴァン杯のガイナーレ鳥取戦で5-2で勝利したが、そのゲームでゴールなど好プレーを見せた選手たちがベンチ入りも含め多く抜擢された。中では安居が今季初スタメンのピッチに立った。一方の名古屋はDFハ・チャンレが出場停止、DF山中亮輔はアキレス腱の負傷で離脱が発表される中での戦いになった。
序盤からボール際の競り合いに激しさが見られたゲームは名古屋が攻め込む回数を増やしたが、浦和の守備陣も決定機を作らせずに耐えた。そうした中で迎えた前半24分、名古屋はGKミッチェル・ランゲラックが味方にアンダースローでボールを渡そうとしたところで浮かしてしまったところからバタバタとミスを連続。最後はMF稲垣祥が浮き球の処理を失敗したところを浦和は安居が詰めてボールを奪い、そのままランゲラックとの1対1を蹴り込んで先制した。
徐々に浦和ペースになったゲームでは、前半40分に左ウイングのFW中島翔哉とアンカーのMFサミュエル・グスタフソンが大胆なポジションチェンジを行うとマンマーク気味に守っていた名古屋の配置が崩れ、グスタフソンがペナルティーエリア内に入ってフリーでシュートを放つ決定機を迎えたがランゲラックの正面に飛び、その流れからMF伊藤敦樹が迎えた決定機も枠内に抑え込めなかった。
ハーフタイム明けは再び名古屋が良い攻撃を見せ、後半5分には右サイドから完全に崩してMF和泉竜司がゴール前でシュートを放つ決定機になったが、枠外に飛ばしてしまった。
逆に浦和は後半23分、中盤でのボールカットからグスタフソン、伊藤とつないでボールはFW前田直輝へ。昨季後半を名古屋でプレーして古巣対決のピッチに立っていた前田がドリブル突破を仕掛けると稲垣のファウルで浦和にPKが与えられた。これをサンタナが蹴り込み、後半25分に浦和が2-0の追加点を挙げた。
試合は後半アディショナルタイムに名古屋がコーナーキックからFWパトリックのヘディングシュートをGK西川周作が弾いたこぼれ球を和泉が蹴り込んで1点を返したが、浦和が2-1で逃げ切っての勝利で勝ち点を14に伸ばした。一方の名古屋は開幕3連敗のあとに立て直して無敗を続けていたが、7試合ぶりの黒星となった。