広島が意地の2-2ドローで10戦無敗 川崎は5試合勝ちなし
川崎の小林はJ1通算140ゴール目をマーク
サンフレッチェ広島は4月28日、J1リーグ第10節で川崎フロンターレと対戦し、2-2で引き分けた。
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先手を取ったのは好調の広島だった。前半38分、3バックの左に入る元日本代表DF佐々木翔が高い位置を取ってゴール前へ絶妙なクロスを入れる。これにFW大橋祐紀が頭で合わせて先制に成功。大橋はシーズン7点目でチームを勢いにもたらした。
直近4試合で勝ち星がない川崎は1点ビハインドで折り返すも、後半20分にFW小林悠が見せる。こぼれ球に反応した小林が右足でゴール左上に決めた。小林はFW三浦知良を抜く歴代7位のJ1通算140ゴール目。これで同点に追い付いた。
さらに、同29分には小林と代わって入ったFW山田新が投入直後にMF家長昭博のクロスに反応してゴール。勝ち越しに成功したが、今季まだ無敗の広島は諦めない。1分後にはペナルティーエリア手前からのMF満田誠が送ったパスをMF加藤陸次樹が右足で決めて再びスコアをタイに戻した。
川崎は5試合勝ちなし、広島は勝てば首位に浮上したが、お預けとなった。
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