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「危険なタックルで退場」 U-23サウジMFの“憤慨ボトル蹴り上げ”に現地注目「怒って去った」

サウジアラビアはウズベキスタンに敗れて敗退が決定
U-23サウジアラビア代表は4月26日、U-23アジアカップ準々決勝でウズベキスタンに0-2で敗れ、パリ五輪切符を逃した。後半にはMFアイマン・ヤヒヤが警告2枚目を受けて退場処分となり、現地メディアが反応している。
サウジアラビアは序盤、FWアブドゥラー・ラディーフが相手選手との接触でピッチに倒れ込み、しばらく動けない時間が続いた。このプレーをきっかけに、両チームは激しさを増していく。そのなかで前半11分、DFモハメド・アブ・アル・シャマットがボールを持ったウズベキスタンFWアボスベク・ファイズラエフに低空スライディングキックを見舞い、イエローカードを受けた。激しいデュエルが起こるたびに睨み合いとなった一戦は、前半アディショナルタイムにウズベキスタンがFWクサイン・ノルチャエフのゴールで先制する。
前半だけで4枚のイエローカードが出た一戦は、後半さらにヒートアップ。同25分にはサウジアラビアのMFアイマン・ヤヒヤがこの日2枚目のイエローカードをもらって退場処分に。ヤヒヤはピッチを去る際に置いてあったペットボトルを蹴り飛ばし、判定に対して不満を露わにした。
数的劣勢となったサウジアラビアは、後半39分に失点して万事休す。アディショナルタイム16分まで含め、計7枚のイエローカードが飛び交った一戦で、前回大会優勝のサウジアラビアは0-2と敗れてベスト8敗退となった。
アラブスポーツサイト「KOOORA」はこの敗戦に「アジアの呪いが勝利の星を襲う」と見出しを打って、「アル・ナスルのスター選手であり、サウジアラビア五輪チームのアイマン・ヤヒヤは46日で新たなレッドカードを受け、苦しみ続けている」と報道。ヤヒヤがAFCチャンピオンズリーグ準々決勝アル・アイン戦で受けたレッドカードに続き、46日間で2度の退場となった事実を指摘した。
また、ヤヒヤがボトルを蹴り上げたことに関しても「危険なタックルをしたため退場となった。若い選手はその決定に強く抗議し、怒ってフィールドを去った」と伝えている。