ミラン主力DFが負傷離脱 上位生き残りをかけた4位ラツィオ戦でレギュラー3人の欠場が確実

公式サイトで発表、離脱期間は3週間か

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランに、バッドニュースが舞い込んだ。ミランは公式サイト上で、8日のボローニャ戦で負傷交代したDFアレッシオ・ロマニョーリが負傷により戦線離脱すると発表した。

 左利きのセンターバックであるロマニョーリは今季ミランのセンターバックで完全なレギュラーポジションをつかみ、ここまでリーグ戦23試合中20試合に出場していた。しかし、8日のボローニャ戦で前半30分に負傷交代。その診断結果は右太ももの筋肉損傷とされた。

 このボローニャ戦では、DFガブリエル・パレッタとMFユライ・クツカが退場処分を受けている。そのため、13日の強豪ラツィオ戦では中盤から最終ラインにかけてレギュラー3人を欠くことが確実になった。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、スタメンとしてDFクリスティアン・サパタとDFグスタボ・ゴメスが起用される見通しを報じた。しかし、ロマニョーリの負傷はラツィオ戦の欠場にとどまらず、3週間ほどの離脱になる恐れがあるとしている。

 ボローニャ戦では前半36分から10人、後半9分から9人となる厳しい状況のなかで、試合終了間際の劇的な決勝ゴールで1-0と勝利して上位戦線に踏みとどまった。勝ち点3差で追う4位ラツィオとの対戦は、来季の欧州カップ戦への出場権を得られるかどうかの重要な一戦になる。手負いのミランは、ここで踏ん張ることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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