パリ五輪行き懸け白熱の激闘…U-23日本代表が「勇敢なカタールの心を折る」AFC報道
U-23アジアカップの準々決勝、日本が延長戦の末、開催国カタール撃破
U-23日本代表は、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦し、延長戦の末に4-2で勝利した。AFC公式サイトは「日本が勇敢なカタールの心を折る」という見出しで試合を報じている。
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B組2位通過した日本は、決勝トーナメント初戦で開催国カタール(A組1位)と対戦。2-2で迎えた延長前半11分、日本はFW細谷真大がFW荒木遼太郎のパスを受け、エリア内で振り抜いたシュートがネットを揺らして勝ち越しに成功した。さらに延長後半7分にFW内野航太郎もゴールして4-2で勝利を収めている。
前半41分には、細谷に対する足裏の蹴りがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認で判明し、GKユスフ・アブドゥラーがレッドカードで退場となった。数的不利となったカタールだったが、先に2点目を挙げて一時はリードした。この場面について記事では「カタールは1人少ないにも関わらず意気消沈せず、プレー再開から4分後にはリードを奪った。MFムスタファ・メシャールのピンポイントのFKが頭に合い、MFジャッセム・ガーベルはミスをしなかった」と伝えている。
その後、日本が追い付いたことを伝え、「大岩監督のチームは、90分間では勝ち越しゴールを挙げられなかった。それでも、延長前半11分に荒木遼太郎のパスを受けた細谷がGKアリ・コライェムを射抜き、MF川﨑颯太のシュートをGKが弾いたところを内野が押し込み、ホームチームの心を打ち砕いた」と、勝利までの過程を報じた。
1996年のアトランタ五輪以降、オリンピックへ出場を続けているU-23日本代表は、この勝利でパリ五輪出場権獲得まであと1勝に迫っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)