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「日本に先を越される」 衝撃敗退の韓国、“偉業リセット”に母国悲観「残酷に終わった40年間」
韓国がU-23アジアカップ準々決勝でインドネシアに敗戦
U-23韓国代表は現地時間4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝でU-23インドネシア代表と対戦。2-2で迎えたPK戦の末に10-11で敗れ、ベスト8敗退で世界初となる10大会連続五輪出場を逃した。韓国メディアは「おそらく、10回連続出場という大記録達成は、日本に先を越されることになるだろう」と悲観している。
韓国は前半8分にゴールネットを揺らすも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、オフサイド判定で取り消しになる。すると同15分にインドネシアに先制点を献上する展開に。同45分に同点弾を奪うも、直後に再び勝ち越しゴールを許してしまう。さらに後半21分に途中出場のFWイ・ヨンジュンが相手選手を足裏で踏みつけ、VARの確認の結果、レッドカードが提示され、数的不利となる。
絶体絶命となった韓国だが、終盤の後半39分に起死回生の同点弾を決め、延長戦に持ち込む。その後はスコアが動くことなく、120分間で決着がつかないままPK戦に突入。互いに1人ずつ失敗し12人目までもつれたなか、韓国は失敗し、インドネシアが成功させたことで10-11と敗れた。
韓国は1988年開催のソウル五輪以降続いていた五輪の連続出場が「9」でストップ。韓国メディア「MKスポーツ」は「残酷に終わった韓国サッカーの40年間」と見出しを打ち、世界初となる10大会連続五輪出場を逃した結末を憂いていた。また、目の前まで迫っていた偉業達成を成し遂げる可能性が高いのは日本であると指摘している。
「今回の大会脱落で韓国は五輪出場記録がリセットされることになった。歴代最多出場記録も9回で終わることに。おそらく、10回連続出場という大記録達成は、1996年のアタランタ五輪から7回連続出場している日本に先を越されることになるだろう」
U-23日本代表は準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、延長戦の末に4-2で勝利を収めている。準決勝も突破すれば、8度目となる五輪出場が確定する。
(FOOTBALL ZONE編集部)