久保建英は「ベストの状態に近づいている」 古巣レアル戦で先発予想、現地紙期待「再び主役に」
今季の久保の直近のゴールは2月のマジョルカ戦まで遡る
日本代表MF久保建英は、スペイン1部レアル・ソシエダへ完全移籍してから目覚ましい活躍を見せてきた。ただ怪我の影響もあり、ゴールからは約2か月遠ざかっている。現地時間4月26日に迎えるラ・リーガ第33節で古巣レアル・マドリードと相まみえる久保に現地紙が注目した。
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2019年7月にFC東京からレアルへと完全移籍した久保。マジョルカ、ヘタフェ、ビジャレアル、そして2度目のマジョルカと期限付き移籍でのプレーを続けてきたのち、22年7月にソシエダへの完全移籍となった。
2022-23シーズンはラ・リーガ35試合の出場で9ゴール7アシストをマーク。チームの主力の座を射止めると、迎えた所属2年目の今季は序盤3か月で5ゴールを挙げる躍動ぶりを披露した。
しかし、その後は怪我なども影響し、自身の得点ペースは下降線へ。ゴール数はここまで「7」まで伸ばしているが、最後にネットを揺らしたのは24年2月18日のマジョルカ戦(第25節アウェー/2-1)となっている。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「久保建英がゴールを狙う。レアル・マドリード戦で再び主役となるために」と見出しを取り、古巣との対戦に注目。「久保は特に意欲を燃やしている選手だ」と日本人MFが抱える思いを伝えている。
記事では、直近で背中やヒラメ筋の負傷に苦しんだ時期にも触れつつ、「完全に回復しており、先発への復帰が期待されている」と、21日の前節ヘタフェ戦(1-1)で後半45分間の出場にとどまっていた久保のスタメン起用を予想した。
ヘタフェ戦のプレーを回顧し、久保が「ベストの状態に近づいていることを証明している」と言及。現在6位のチーム状況としてもここから巻き返しを図りたい大事な一戦となるなか、久保がゴールを逃していることも勝利から遠ざかっている要因の1つと記事では捉えている。
「ラ・レアルは、久保がゴールした15試合中14試合で勝利している。開幕節ジローナとの引き分けは、日本人選手が得点してチームが勝利しなかった唯一の試合だった」
さらにデータとして、今季久保のゴールした試合では負けがない点を挙げる。ソシエダがホームに強豪を迎えるなか、古巣相手にどんなプレーを見せてるのか。現地メディアも久保に期待を膨らませていた。