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中国で“解任”を経験したザック 「素晴らしい仕事」と天津権健を率いるカンナバーロを称賛
イタリアでキャンプ中の天津権健、ピサとの練習試合を観戦
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、中国の天津権健で監督を務めている元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏について語った。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
天津権健はプレシーズンの期間を利用して、カンナバーロ監督の母国イタリアでキャンプを行っている。そして、現地ではセリエB(2部)のピサとトレーニングマッチを行った。ピサを率いる元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とは、2006年ドイツ・ワールドカップ優勝メンバーによる監督対決となった。
試合は3-2でピサが勝利したが、天津権健は冬の移籍市場で獲得したベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルや元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトも出場。パトは後半にゴールを決めている。
この試合を観戦したザッケローニ氏は、自身も昨年4月まで北京国安で監督を務めた。中国で指揮を執るカンナバーロ監督について、「ファビオは素晴らしい仕事をしている。彼がやってきてから、天津のサッカーは急速に改善した」と、監督としての手腕を讃えている。
ザッケローニ氏は昨年4月に北京国安から失意の解任宣告を受けて以来、監督としての活動はしていない。日本代表監督に就任する前にはイタリアで“北の3強”と呼ばれるユベントス、ACミラン、インテルの全てを率い、リーグタイトルも経験したザッケローニ氏だが、監督業に復帰する日は訪れるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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