首位町田がJ1でファウル増加傾向か…警告数でワーストを記録 今季最もクリーンなクラブは?

第9節を終えた時点のデータを紹介【写真:徳原隆元】
第9節を終えた時点のデータを紹介【写真:徳原隆元】

第9節を終えた時点のデータを紹介

 J1リーグは今シーズン、ここまで第9節を終えFC町田ゼルビアが首位に立つ。昇格組として存在感を示すなか、クラブごとのデュエルに関するデータを参考に守備面でチーム状況を見ていく。

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 まずは空中戦の勝率。トップには55.2%を記録した昨季J1王者のヴィッセル神戸(今季リーグ4位)が君臨。続けて東京ヴェルディ(同15位)が54.8%で入っている。3番目以降は54.1%の名古屋グランパス(同5位)、53.8%のアビスパ福岡(同13位)、51%でサガン鳥栖(同17位)と横浜F・マリノス(同7位)がランクインしている。町田は50.7%で7番目だ。

 タックル成功率を見ていくと、サンフレッチェ広島(今季リーグ3位)が75.3%の最高数値。僅差の74.2%で柏レイソル(同8位)が続く。それ以降は69.7%の北海道コンサドーレ札幌(同20位)、そして67.7%の同率でアルビレックス新潟(同11位)と鳥栖が並んだ。

 一方で1試合あたりのファウル数では、浦和レッズ(今季リーグ12位)が最も少ない9.1回/試合を記録。僅差で9.3回/試合のセレッソ大阪(同2位)、9.4回/試合の新潟、9.6回/試合の鹿島アントラーズ(同9位)と並ぶ。逆にワースト3は16.2回/試合の湘南ベルマーレ(今季リーグ18位)、福岡と町田が15.7回/試合で同数となっている。

リーグ上位の神戸、C大阪が警告最少も…首位・町田がワーストに

 警告(イエローカード)の数で最小は昨季王者の神戸で7枚。同数で鹿島、C大阪がランクインしている。ワーストは町田の21枚。20枚の福岡、18枚の名古屋と川崎を上回る形となった。

 今季目撃する機会が増えていると噂の退場(レッドカード)については、ここまで1枚ももらっていないクラブが8チーム(鹿島、広島、ガンバ大阪、福岡、浦和、柏、ジュビロ磐田、新潟)。最多がFC東京(今季リーグ10位)の枚だが、2枚レッドカードを受けたチームが5つ、1枚のみ受けているのが6チームとなっている。

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