リバプール、中盤補強の優先度低下? 遠藤航ら「馴染んだ」…“再強化案”に英見解
昨夏に中盤を積極補強、今夏のプライオリティーに現地言及
イングランド1部リバプールは昨夏に積極的な補強を敢行し、チームのエンジンルームである中盤の顔ぶれを一新した。現地メディアは「アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航が初年度からうまく馴染んだ」と補強の成功を伝え、来季に向けた展望についても報じている。
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リバプールは今季開幕前に前キャプテンのMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョを筆頭に中盤のベテラン選手が一斉に退団。彼らと入れ替わる形でアルゼンチン代表MFマック・アリスター、ハンガリー代表MFソボスライ、日本代表MF遠藤らが加入した。ハービー・エリオットやカーティス・ジョーンズといった若手も実力を伸ばしており、将来性にも期待が持てる布陣が整いつつある。
一方で、数少ないベテランのMFチアゴ・アルカンタラは長引く負傷からなかなか復帰できず、今夏には退団する可能性が報じられている。ポルトガル1部FCポルトのMFアラン・バレラがチアゴの後継者としてターゲットになっているとも一部報じられていたなか、英誌「フォー・フォー・ツー」は中盤の補強は今夏のプライオリティーではないのではとの見解を示している。
「アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、遠藤航が初年度からうまく馴染み、カーティス・ジョーンズとハービー・エリオットの2人も安定していた、そのため、リバプールはチアゴの退団が迫っていることをそれほど心配していないようだ。リバプールは昨夏で中盤の再建を完了させており、今夏はほかのエリアの強化を目指すだろう。それに来季は新しい監督がやって来るため、新しいプレースタイルに合わせることに集中する必要があるかもしれない」
昨夏に獲得した遠藤らの補強の成功によって、中盤はすでに盤石となっている。そして、ジャーナリストのニール・ジョーンズ氏によれば、チアゴの後継者問題についても、19歳MFステファン・バイチェティッチの復帰によって解決すると見られているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)