浅野拓磨“伝説”「勝ったら本物」 レバークーゼン無敗記録ストップ?…「あり得そう」と話題

ボーフムの浅野拓磨【写真:Getty Images】
ボーフムの浅野拓磨【写真:Getty Images】

快進撃を阻み得る存在として日本代表戦士の名が浮上

 ドイツ1部レバークーゼンは、今季ブンデスリーガでクラブ史上初制覇を達成した。今季公式戦で45戦無敗中という記録がどこまで伸びるかが焦点となっているなか、その快進撃を阻み得る存在としてある日本代表戦士の名が浮上。SNS上では「あり得そう」「勝ったら本物」と注目を浴びている。

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 シャビ・アロンソ監督率いるレバークーゼンは、今シーズン開幕から無敗街道を突き進んできたなか、4月14日のブンデスリーガ第29節のブレーメン戦で5-0と勝利し、5試合を残して優勝が決定。同クラブ史上初のリーグ制覇となり、開幕から29戦無敗での栄冠となった。

 その後もUEFAヨーロッパリーグ準々決勝第2戦のウェストハム戦(1-1/18日)、ブンデスリーガ第30節のボルシア・ドルトムント戦(1-1/21日)でも負け知らず。シーズンが佳境を迎えるなかで、着実に無敗記録を伸ばし続けているがその快進撃を阻み得る存在として注目されているのが日本代表FW浅野拓磨だ。

 ボーフムで3年目を戦っている浅野に脚光が当てられているのは、その勝負強さにある。チームが2部降格の危機に瀕していた昨季ブンデスリーガ最終節、勝負どころで1ゴール1アシストの活躍を見せ、3-0勝利と1部残留の立役者に。この時の対戦相手がレバークーゼンであり、同クラブにとって直近で喫した最後の敗北となっている。

 さらに浅野といえば“ドイツキラー”としても有名。2022年カタール・ワールドカップでドイツ代表を敗戦に追いやる決勝弾を決めたのを皮切りに、昨年9月の国際親善試合でもドイツ相手にゴールを決め4-1勝利に貢献。この敗戦で前ドイツ代表監督のハンジ・フリック氏が解任された。

 さらに今年2月に行われたバイエルン・ミュンヘンとのリーグ戦では、スタメン出場した浅野の1ゴールで3-2勝利に大きく貢献した。バイエルンのトーマス・トゥヘル監督はこの敗戦を受け今季限りでの退任が決定。名将の解任劇に追いやった実績も特筆すべきものだろう。

 レバークーゼンとボーフムは5月12日(第33節)に対戦。それまでにレバークーゼンはリーグ戦2試合、EL準決勝第1戦&2戦を控えており、その間に無敗記録が途絶える可能性は十分にあるが、SNS上では「勝ったら本物」「浅野伝説更新なるか」「あり得そう」「本当にゴール決めて勝ちそう」「これは期待」などど、浅野の勝負強さに注目が集まっている。

 今季リーグ前半戦での対戦時では、レバークーゼンがホームで4-0と完勝。スタメン出場した浅野は沈黙したが、ボーフムのホームで行われるリターンマッチでどのような結果が待っているだろうか。

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