鎌田大地は「完璧な選手」 ラツィオ監督高評価…才能絶賛「すべてのスキルが良いレベル」
コッパ・イタリア準決勝の第2戦に向け、トゥドール監督が鎌田に賛辞
イタリア1部ラツィオは現地時間4月23日、ユベントスとのコッパ・イタリア準決勝の第2戦に臨む。第1戦を0-2で落として迎えるリターンマッチに向けて、イゴール・トゥドール監督はMF鎌田大地の才能を絶賛し、決勝アシストをマークした直近のリーグ戦に続く活躍に期待を寄せた。
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鎌田は19日に行われたセリエA第33節のジェノア戦(1-0)で先発フル出場し、後半にMFルイス・アルベルトの決勝ゴールをアシストする活躍を披露。今季2アシスト目で勝利に貢献した鎌田には高評価が下され、ラツィオの現地専門メディア「lazionews24」の採点では最高タイの7点が付けられた。
マウリツィオ・サッリ前監督に代わって就任したトゥドール監督の就任後、鎌田の評価は一変。出番を掴めない状況が続いていたなか、第30節のユベントス戦(1-0)で約3か月ぶりにスタメン復帰すると、続くASローマ戦(0-1)、サレルニターナ戦(4-1)、ジェノア戦とリーグ戦では4試合連続で先発出場を続けている。
ユベントスとのコッパ・イタリア準決勝の第2戦での活躍にも期待が膨らむなか、前日会見でトゥドール監督が語った“鎌田評”にイタリアサッカー専門サイト「Tuttomercatoweb」が注目。「鎌田のような選手がどれだけ決定的な存在になれるか?」との問いに対して、指揮官は手放しで称賛したコメントを伝えた。
「鎌田については何度も話してきたし、あるプレースタイルがある選手にとってより良いものであることは常に説明してきた。こういうことはどのチームでもあることで、不思議なことではない。鎌田は完璧な選手であり、すべてのスキルが良いレベルにある」
鎌田とラツィオの契約は今夏まで。現地メディア上ではシーズン終了後にラツィオを離れる意向を選手本人が伝えたとも報じられる一方、直近の活躍ぶりから去就動向の行方も注目を浴びるなかで、コッパ・イタリア準決勝で評価をさらに高められるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)