「こんなの俺らじゃない!」 仙台監督、敗戦後ロッカーの熱い檄にJ戦士反応「パワーもらった」
森山監督が清水戦後のロッカーで選手たちに喝
ベガルタ仙台は、4月20日に敵地IAIスタジアム日本平で行われたJ2リーグ第11節清水エスパルス戦に2-3で敗れた。森山佳郎監督が試合後、選手たちに飛ばした熱い檄がクラブ公式YouTubeチャンネルに広報カメラの映像で収められ、注目を集めている。
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敵地に乗り込んだ仙台は、前半16分に失点して先制を許すと、後半9分に2点目を奪われる。FW中島元彦のゴールで1点を返したが、その後再び突き放され、最終的に2-3で敗れた。
シュート数は5本対13本と差をつけられ、苦しいゲームとなった仙台。今季2敗目を喫し、森山監督は試合後のロッカールームで「俺は悔しい!」と選手たちに訴えかけた。
「ちゃんとやって! ビビってただろ。あんなの俺たちのサッカーじゃねぇ! くそー。ええじゃん、負けたって。あんな消極的なサッカー見たくねぇ。後半ぐらいやろうよ。今日の負けはめっちゃ悔しい。やだ、俺こんなの。ガンガン行ってさ、バシバシやられても仕方ねぇじゃん。俺たち、ここから上がって行けばいいんじゃんか。だけど、前半のゲームじゃなんの未来もない。後半くらい最初からやれば勝てたぜ。でも、今日の前半じゃ成長していかない」
「千葉は一番得点を上げているし、一番強度があるし、一番強いチーム。やろうよ、やったろうよ! ホームだぞ。もっと戦うとこ見せようや。俺らじゃないぞ、今日の前半は。行こうよ、みんなで声かけ合ってさ、戦おうぜ、ゴールに向かおうぜ。いいよ、3点取られたら4点ぶち込めばいい。今日だってあとワンチャンスじゃん。牙むき出しにして、相手に向かっていこうや。面白くねえぞ、今日の前半。俺が監督になって今までで一番面白くなかった。こんなサッカーしたくねぇ。負けたら仕方ない。強くなればいい」
森山監督は最後に、4月27日の第12節ジェフユナイテッド千葉戦に向けて、「ちょっと休んでギラギラした顔で集まって、ジェフぶっ倒しましょう」と締めくくった。
この映像を見たJ1浦和レッズの元日本代表DF宇賀神友弥は自身の公式X(旧ツイッター)で、「なんか朝からパワーもらった。結局こういう気持ちが大切なのよ。ゴリさんありがとうございます」と反応していた。