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横浜FMに“新生”クラブW杯出場の可能性 ACL優勝で世界大会への切符を獲得
横浜FMは4月24日に韓国の蔚山と準決勝第2戦で対戦
来年6月に米国で開催される、32チーム開催にリニューアルされるクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場権について、国際サッカー連盟(FIFA)がまとめている。日本勢では浦和レッズがすでに出場を決めているが、横浜F・マリノスにもチャンスが残っている。
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クラブW杯はこれまで各大陸王者6チームと開催国枠1チームによる変則的な7チームでのトーナメントが実施されてきた。日本勢では2016年に開催国枠で出場した鹿島アントラーズが準優勝し、2007年に浦和、08年にガンバ大阪がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制しての出場で3位に入賞している。
今回は一気に大会が拡大されることになり、アジア枠は4つ。ACL2021、ACL2022、ACL2023-24、そしてアジアでのクラブランキングトップのチームに出場権が割り振られる。そのなかで、21年ACL優勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)と22年ACL優勝の浦和の出場権が確定。そして、クラブランキングでは蔚山現代(韓国)がトップを決めたことで出場権を獲得した。
残すは現在進行中のACL2023-24の優勝チームが出場権を獲得予定。準決勝に勝ち残っている横浜FMとアル・アイン(UAE)は優勝すれば世界大会への道が開ける。一方で、すでに出場権を獲得しているアル・ヒラルと蔚山のいずれかが優勝した場合は、準優勝チームではなくアジアランキング2位のチームに出場権が与えられるため、全北現代(韓国)が進出することになる。
すでに欧州では12クラブすべての出場が決まり、レアル・マドリード(スペイン)やマンチェスター・シティ(イングランド)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)といったビッグクラブが軒並み出場を決めている。
24日に蔚山との準決勝第2戦を迎える横浜FMにとっては、まさに世界進出へのビッグチャンスが巡ってきている。日本勢から浦和と2チームが出場する姿に期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)